2020年5月28日木曜日

ZOOM G1 Fourの音は、評判どおりの良さだった(ひずみ系)。


(ブログ引っ越しで時系列がおかしいですが、、もとは2019年12月頃の記事です。)

普段はJAZZのセッション中心なので、基本的にエフェクターを使う機会はほとんどないです。
なので、エフェクターを買うこともなかったのだけど、たまにはちょっと違う音色も楽しみたい、というところもあり、
偶然、楽器店の安売りで見つけたので、しばらく試奏して買ってしまった。



というわけで、ZOOM G1 Fourのレビューです。 
マルチエフェクターを買ったのは、前回のBOSS以来十数年ぶり。

ZOOMのG1X Fourという機種。
エクスプレッションペダル付きのタイプで、7000円ちょっとだった。
ほんとに安い。

ZOOMは20年以上前に、ハーフラックタイプのエフェクターが流行っていた時代に、
買って使っていたことがあるけど、(この頃はフュージョンやってたのでエフェクター使ってた。)
結局音が好みでなく、特にひずみ系も、もやっとした空間系もはっきりしない印象があって、その後も買うことはなかった。
当時、5万円以上したような?

ちなみに、ZoomのMG-50というストンプ型のエフェクターはジャズセッションでも時々見かける。
コンパクトで持ち運びしやすく、空間系の音が非常にきれいで安いので、人気があるみたい。
最近のZoomはちょっと気になってはいた。

さて、20数年ぶりに、買う気になったこのエフェクターは、
Youtubeのレビュー記事やネットの記事ではかなり大絶賛されている。
コスパはもちろんだけど、音がかなり使える本格派だと。

お店で試した限り、確かにいい感じ、で購入を決めた。
帰って、さっそく試してみる。

パッケージを開けると、なかなかコンパクトでまぁまぁ軽い。




ギターケースのポケットに入りそうだ。
見た目はプラスチックで正直安っぽい。
でもこのおかげで軽いのだと思う。持ち運び考えるとそっちのほうが大事だ。

繋ぐアンプはYAMAHAのTHR-10。
無線対応の最新型が発売されて便利そうだけど、値段がかなり上がってしまい、、、
こちらは買い替える予定はない。

片っ端から、ひずみ系エフェクタ、アンプモデリング、コーラス、ディレイ、リバーブ、
など試してみた。
使い方は簡単。ほぼマニュアル見なくても想像できる。

知らないとできないのは、エフェクトグループを移るときに左押しながら右、とかぐらいか?
自動SAVEはOFFにした。

結論としては、

 驚くほど良い音ではないのだけれど、ぜんぜん使える!

でした。

ちなみに、コスパを考えると非常に良い、にしかならないので、
買った後は、値段のことは考えないことにします。

気になる音質は、Youtubeやネット記事によって期待度が高かったせいもあるかもしれないけど、
この音最高~、までは感じませんでした。
音にこだわりがあるかたは、やはりコンパクトエフェクタ並べたりLINE6使ったり、
がよいと思います。

一方で、でも、ぜんぜんいい。

エフェクターリストやパッチリストなど、機能についてはたくさん情報があるので省きますが、
自分が気に入ったのは、MS800やMS1959のマーシャル系。
クランチがいい感じでした。

もっと深いひずみを求めると、前段にGoldDriveのようなひずみ系エフェクタを入れると、
なかなか良い音になりました。

コーラス、ディレイ、リバーブ系は、まぁまぁかと。
エフェクトを選べば、使いたい音は十分作れそうです。

使えるエフェクトは同時に5つまでで、ペダルがあるタイプなので、自分的には、
4つめはボリュームペダル、5つめはリバーブで確定です。
残り3つの使い方を考えることになります。

基本的には、

1:ひずみ系エフェクター
2:アンプモデリング
3:ディレイ or コーラス など
4:ボリュームペダル
5:リバーブ ホール or スプリングなど。

という使い方になりそうでした。

アンプから音出すので、キャビネットのシミュレータは不要、
と考えれば何とかなりそう。

エフェクターたくさん使いたい人にはぜんぜん足りないと思うので、
ペダルなしのタイプ買って、ボリュームペダルは別のほうが良いかもしれません。

いくつか、自分で音を作りました。

・ロックにも使えそうな、そこそこ歪むオーバードライブ (MS800+GoldDrive+...)
・クランチ(MS800)
・クリーンのコーラス (CloneCho)
・ジャズ用のクリーンでちょっと音が太くなる? (EP Booster )

まろやかなオーバードライブ系も作りたかったのですが、そこは時間切れでまた次回にでも
やろうと思っています。

また、標準では入ってなくて、DLして追加できるエフェクターもたくさんあったようなので、
それらも後日試したいと思っています。


最後に、では、G1X Fourは結局使うのか?

ですが、
スタジオでの練習やセッションなどあれば、必要に応じてこれを持っていこうと思っています。
スタジオの大きなアンプ・音量で試してみたい。


2020/4/18 追記

改めて試していたら、歪系を入れる場合、ノイズゲートが必須となりました。
そうすると、当初考えてた使い方では足りなくて、、、

1:ひずみ系エフェクター
2:アンプモデリング
3:★ノイズゲート
4:ボリュームペダル
5:リバーブ ホール or スプリングなど。

となってしまう。

ディレイやコーラスが入れられない・・・

ディレイは諦めるか、
リバーブをアンプにして外に出すか、
コンパクトエフェクターとか追加してしまうか、

悩ましい結果となったのでした。

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