2023年6月18日日曜日

自走式掃除機のモーターが動かなくなって修理してポリスイッチにハマった

 自走式掃除機のノズル側の自走用のモーターが動かなくなってしまった。

どうもこのモーターが止まってしまうと、普通の掃除機より吸い込みが弱くなって、さっぱり掃除できなくなってしまうみたい。。。

ノズル買い替えると1万円弱するらしい。

では、ちょっと開けてみるか。

と、開けてみたら、、意外と簡単に分解が進む。まぁ、そんなに複雑な仕組みではないみたい。




基盤を見てみると、どうやらコンデンサーっぽいやつの足が切れて断線している。



これだ!

意外と簡単に原因は見つかり、ハンダごてを持ってきて早速修理。

すぐ原因わかったし、半田で繋いでなんだあっさり完了だ、意外と直せるもんじゃん、1万円得した、

と思ったのも束の間・・・

半田で繋がったはずなので、モーターが回らない・・・(TT)

なんで。

何回かやり直してみてもダメ。

手で押さえて接触させてみるとモーターが動いたりする。

これが原因なのは間違いないのに、半田でつけると動かない・・

ハンダゴテの熱で、このコンデンサー壊してしまったかな?

新しい部品を買ってみるか、

と調べようとしたものの、記号をみてもさっぱり仕様とか分からない。


えーなんでー。

頑張ったけど、その日は諦めて頭をリセットすることにした。


寝る前に調べてみたら、

どうもコンデンサーではなくてポリスイッチやリセッタブル・ヒューズと呼ばれる部品らしいことが判明。

しかしポリスイッチにもいろんな仕様が合って、どれを買えばいいのかさっぱり分からない。。

モーターの規格を調べて合いそうなの買ってみるか・・・


就寝。


翌日、改めてこのポリスイッチの仕様を調べてみると、

想定以上の電圧がかかると部品が熱を持って、その結果電流を止めるらしい。

よくあるガラス管に線が入っていて焼き切れるものではなくって、

冷めれば何度でも使えるらしい。

ということは、、、

もしかして、、、


そう、冷やせばいいのでした。

多分、ハンダゴテの熱で、このポリスイッチは電流を止めてしまい、

冷めれば正しく電流を通してくれたのでした。


何度も半田付けやり直したりして苦労したのに、、、

多分最初の1回で直ってたんだ。

ただ待てばよかっただけだったんだ。。。


とはいえ、なるほど電子回路は面白いものだ。

勉強になった。